老老介護介護に悩んだときの対処法

少子高齢化が進み、老老介護となる家庭が増えています。
高齢になってからの介護にはさまざまな苦労があるため、どうしていいかわからずに困っている人が多いと考えられます。
老老介護は心身の負担による体調不良や、メンタルの不調が心配されます。状況が悪化すると、うつ病の発症や認知症の進行も考えられます。
また、虐待に苦しむ人も多いと指摘されています。
一人で悩まずに、誰かに相談しましょう。

介護保険サービスの利用については、お住まいのエリアの地域包括支援センターに相談しましょう。
地域包括支援センターは、地域における介護の拠点です。
介護に関する悩み相談から適切な介護プランの作成まで、介護サービスを受けるための支援を行っています。
また、医療機関や介護施設などの関連機関と、介護が必要な人との橋渡し役でもあります。
まずは、地域包括支援センターに連絡してみましょう。
連絡先が分からない場合は、お住まいの地域の役所に尋ねると良いでしょう。

その他にも、さまざまなサポートを受けることをおすすめします。
例えば、身近な誰かに愚痴を言ったり相談をすることも、心が軽くなることがあるのでおすすめです。
心の悩みや虐待などについては、専用の電話相談窓口も存在します。
プライバシーは守られますので、電話相談だけでも試してみましょう。
ボランティアや民間事業者も、さまざまな介護サービスを提供しています。
介護に便利なグッズの販売やお弁当の宅配、短期間だけ介護施設に預けることができるショートステイなど、適切なサービスを探してみましょう。